AIの学習構造と成長プロセス

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ノーフリーランチ定理

すべての問題に対して完璧にうまくいくAIは存在しない、という考え方です。
問題に応じて適切な手法を選ぶ必要があります。

小学生でもわかる説明:
どんなことでも得意なスーパーマンはいない、ということです。
算数が得意な子もいれば、図工が得意な子もいるように、AIにも得意・苦手があります。

ニューラルネットワークとディープラーニング

人工ニューロン

脳の細胞(ニューロン)をまねしたしくみ。

ニューラルネットワーク

人工ニューロンがたくさんつながり、情報を伝え合う構造。

ディープラーニング

ニューラルネットワークを何層にも重ね、より深く複雑な判断ができる技術。

小学生でもわかる説明:
たくさんの「小さな考える点」がつながっていて、みんなで力を合わせて答えを出すイメージです。

AIが画像を認識する仕組み

AIは次のような流れで画像を理解します。

  1. 画像を小さな点(ピクセル)に分ける
  2. 色や場所などの特徴を数値にする
  3. 点の集まりから線や形を見つける
  4. 最後に「これは犬だ」「これは車だ」などと判断する

小学生でもわかる説明:
AIは、絵を「小さな色のつぶ」に分けて、それを見ながら何の絵か考えています。

学習で重要となる「重み」と重み付け

AIは「どの特徴が大事か」を学習し、重みを変えていきます。重みが大きいほど、その特徴をより重視して判断します。

小学生でもわかる説明:
大事なことはノートに太字で書くみたいなものです。
AIも「これは大切!」と思う情報に強く印をつけていきます。

過学習とその対策

過学習とは、練習問題は完璧にできるけれど、本番の問題になると急にできなくなる状態です。

対策は次の2つです。

  • モデルを複雑にしすぎないようにする(正則化)
  • 一部の計算をあえて使わないようにする(ドロップアウト)

小学生でもわかる説明:
「漢字ドリルを丸暗記して、初めて見る文章だと書けない」状態のことです。

転移学習

ある学習で得た知識を、別の分野にも応用する方法です。

例:動物の特徴を学んだAIが、別の動物の識別にも役立てる。

小学生でもわかる説明:
「自転車に乗れるようになると、キックボードもすぐ上手になる」ような感じです。

AIのレベル4分類

  • レベル1:決められたルール通りに動く(例:家電の自動機能)
  • レベル2:簡単な予測や判断ができる(例:基本的なチャットボット)
  • レベル3:データを学んで判断できる(例:検索エンジン)
  • レベル4:より高度な判断ができるAI(例:自動運転)

小学生でもわかる説明:
AIがレベルアップして、だんだん賢くなるイメージです。

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