
AIブラウザ「Atlas」
今回は、ChatGPTに新しく導入された革新的な機能「Atlas」(以下、アトラス)について解説します。アトラスは、AIが人間のようにインターネットブラウザを操作し、複数のウェブサイトやツールをまたいで作業を自動化できる機能であり、仕事や日常の調べものを劇的に効率化する可能性を秘めています。
インターネットを自律的に操作するアトラスの概要
アトラスは、私たちが普段使用しているGoogle Chromeなどのブラウザと非常によく似た画面構成を持っており、複数のタブを切り替えながら操作できるのが特徴です。これまでのAIはチャット画面内でのやり取りが中心でしたが、アトラスはAI自身がブラウザ上のボタンをクリックしたり、文字を入力したりして、具体的な作業を代行してくれます。例えば、表計算ソフトや動画サイト、プレゼンテーションツールなどをAIが自ら開いて、指示通りの成果物を作り上げることができます。この機能は特別な知識を持つ人のためだけではなく、忙しくてAIの操作を詳しく学ぶ時間が取れない方にこそ適したツールといえます。
Atlasの始め方
Atlasの使い方
タブを開く
通常のブラウザ同様に、検索やAIチャットでの利用ができます。

ChatGPTに質問する
ブラウザの右上の「ChatGPTに質問する」を押し、右側に表示されるチャット欄から、表示しているWebサイトに対して質問ができます。
例えば、YouTubeの要約もできます。

業務の効率化を支える多才なアウトプット機能
アトラスは外部の情報を収集するだけでなく、手元にあるデータを利用して高度な資料を作成することも得意としています。例えば、手書きのメモや数値データが並んだ表を読み込ませ、それを基に分かりやすい図解や報告書を作成させることができます。さらに、作成した内容を音声で読み上げるように指示すれば、成果の概要を耳で確認することも可能です。これまで人間が何時間もかけて行っていた「調査、集計、資料作成」という一連の事務作業をAIが肩代わりしてくれるため、利用者はより創造的な活動に時間を充てられるようになります。
アトラスという機能は、まるで自分専用の優秀な秘書がパソコンの中で働いてくれているような感覚を提供してくれます。AIが自動でブラウザを操作し、私たちの意図を汲み取って作業を完成させる様子は、まさに新しい時代の働き方を象徴しているといえるでしょう。

